アンテナ工事を自分で行うのは危険!その3つの理由

アンテナ工事の費用ももったいないし、自分でやってみようかな…

なんて考えていませんか?

アンテナ工事を自分でやろうと考える人もいるでしょう。

アンテナ工事には特別な資格は必要ないので、自分でやること自体には問題はありません。

詳しい知識と技術、高所での作業の経験があるのなら、問題なくできるでしょう。

しかし、アンテナ工事を自分で行うのはリスクもあり危険です。

そこで、今回の記事では、アンテナ工事を自分で行うのはオススメしない、その3つの理由について書いてみたいと思います。

アンテナ工事を自分で行うのは危険!その3つの理由

電気工事のプロの目線から見ると、アンテナ工事におけるリスクを考慮して考えるなら「自分でできるかも知れないけど、おすすめはしない」というのが私の正確な回答です。

アンテナ工事を自分でやるのが危険な理由は大きく分けて3つあります。

1つ目:作業中の怪我などのリスク
2つ目:アンテナの正しい取り付け方や、電波についての知識がなければテレビが映らない
3つ目:自分でアンテナ工事をやっても、業者に依頼をするのと費用はほとんど変わらない

この3つの理由になります。

詳しく深掘りしていきます。

1.作業中のケガが起こる可能性がある

アンテナ工事を自分でやる一つ目の問題点は、作業中のケガなどのリスクがあることです。

アンテナ工事は基本的に高所での作業です。

プロの業者でも、高所での作業にはリスクを伴います。

高所での作業に慣れていたり、経験があるのならまだしも、まったく未経験の人が無理をしてしまうと、落下して大怪我をする恐れがあります。

高所での作業は、その高さに慣れていることも大切ですが、突然の強風などによるリスクにも十分な理解がなければいけません。

もし突然の強風などの影響を受ければ、ケガをするリスクも高くなります。

また、自分がケガをしなくても、用具や工具やアンテナが、他人や近隣の住人を傷つけてしまう可能性があることも理解しておくべきでしょう。

このような怪我や事故のリスクをすべて自分の責任だと理解した上で判断してください。

2.アンテナが正しく取り付けられない

アンテナ工事を自分で行う2つ目の問題点は、アンテナが正しく取り付けられないことに対するリスクです。

ここでは主に、3つの注意点があります。

1つ目:アンテナを正しく取り付けられなければ、テレビが正しく映らないという
2つ目:台風などの自然災害ですぐにアンテナが落下したり転倒してしまうリスクがある
3つ目:電波法で罰せられるリスク

特に3つ目は、アンテナ工事の施工手順をよく知らず、誤った方法で取り付けをして電波障害や電波漏電を起こした場合、それが意図的ではなくても電波法で罰せられる可能性があり、かなりリスクが大きいと言えます。

アンテナが正しく取り付けられなかった場合の2つのリスクについて説明します。

テレビが正しく映らない

アンテナ工事を自分でやるためには、

・自宅の電波調査と設置場所の選定
・分配器の位置とケーブルの引き込み口などの配線について確認
・アンテナの固定器具を設置
・アンテナ本体の固定をして、角度などを調整

と言った手順が必要になります。

しかし、これで終わりではなくブースターの設置と、ケーブルの配線があります。

ここまでの作業を正確に行ってはじめてテレビが正しく映るようになります。

ちなみに、どんなアンテナを設置するのかによって、作業手順は少しずつ変わります。

アンテナ工事をするために特別な資格は必要ないものの、市販の商品を改造したり、自宅の配線の構造を変えるためには資格が必要です。

ですから、無資格の人がアンテナ工事を自分でやるのには限界があります。

正しい手順で行わなければ、本来の目的であるテレビの視聴が叶わないという本末転倒な事態になってしまうのです。

自然災害によりすぐに影響を受ける

アンテナ工事で常に意識しなければいけないのが台風などの自然災害のリスクです。

実際にプロの業者でも、災害には注意をして工事をします。

特に、日本では災害大国なので、災害によって転倒・落下したアンテナの修理や交換の依頼が多いです。

災害によって、アンテナの角度が変わったり、アンテナを転倒させてしまったり、落下させてしまう恐れがあります。

正しく取り付けていなければ、このようなリスクが高まります。

このようにアンテナが傾いたり、転倒したり落下したりすれば、テレビの視聴に影響が出ます。

さらに、落下したアンテナが近隣の住居へ被害を与えれば、損害賠償請求をされる可能性もあります。

アンテナ工事を自分でやったとしても、後になってこのようなリスクがあることを頭に入れておきましょう。

3.結局、自分で行うと費用も高くなる

おそらく、DIYを検討している人の多くが、自分で作業をした方が業者に依頼をするよりも安く済むと考えているでしょう。

アンテナ工事についてもそのような印象を持っている人が多いと思います。

しかし、すべての用具や工具を揃えてアンテナ工事をやってしまうのと、はじめから業者に依頼をする費用では、大差はないのです。

それどころか費用はほぼ変わらないのに、DIYだと延々と時間だけがかかるということに後から気づく人も多いのです。

また、プロではない人間が専門的な技術を必要とするアンテナ工事をやれば、ミスが発生するリスクも高いです。

そんなとき、また用具や道具が必要になり、余計な費用がかさみます。

ちなみに、はしごや基本的な工具が何もない人は、それらも揃えるとなると、業者に依頼をした方が安い可能性が高いです。

工事の依頼をするならアロー電工

アロー電工では、安全で高品質なアンテナ工事を提供しています。

アンテナの新規の設置はもちろんのこと、テレビの映りの調整や、自然災害によって必要になった修理などもお請けしております。

テレビの映りが悪いときには、専用の計測器を使用して受電状況を調査した上、いちばん綺麗にテレビが映るように、アンテナの方向の調整や、接続部分の調整をさせていただきます。

必要に応じて「ブースター」という機器の設置でテレビの映りが改善できることがございます。

そのような提案やご相談も可能です。

アンテナ工事のご依頼やご相談はLINE公式アカウントよりお申し込み下さい。

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