自宅に防犯カメラを設置しようと考えているけど費用はどのくらいかかるのかな?
防犯カメラの設置工事を依頼するとき、気になるのは費用でしょう。
工事費用についてはわかりづらく、防犯カメラの本体価格のほかに、工事の費用はいくらかかるのかなど、事前に知っておきたいことが多いと思います。
この記事では、工事の大まかな相場感や工事に特化した費用の解説をしていきます。
自宅に防犯カメラを設置する工事のみの費用はどれくらい?大まかな工事費用相場を解説
ご自身で業者に依頼をするときに、相場や内訳がわかっていれば、工事内容について判断がしやすいと思います。
最近では、ご自宅にも設置する人が多い防犯カメラですが、決して安い買い物ではありません。
だからこそ、適切な知識を知って、安心して工事を依頼したいですよね。
それでは、詳しい費用相場の解説をしていきます。
防犯カメラの設置費用の相場
防犯カメラの設置工事のみの費用相場ですが、おおよそ1台あたり4万円~10万円と覚えておくと良いでしょう。
後述しますが、この価格の幅は、工事の内容などによって必要経費が変わるためです。
この記事では、設置工事のみの費用についてお伝えしていますが、防犯カメラ本体もその性能や機種によって価格に大きな違いがあります。
ご自宅に防犯カメラを設置する目的を明らかにし、必要なカメラや台数を決めていくと良いです。
ご自宅に防犯カメラを設置する場合でも、室内に取り付けて家族やペットの安全を見守る目的と屋外に設置して防犯用に使う場合など様々な目的があると思います。
防犯カメラをご自宅に設置するためには、「本体代」「録画機やモニターの費用」「工事費」の3つが必要ですので、それぞれについて準備を進めましょう。
その上で、この記事では工事費のみにフォーカスして内訳を説明していきます。
防犯カメラ設置費用の大まかな内訳は?
防犯カメラ設置費用の主な内訳は4つです。
2つ目:「材料費用」
3つ目:「出張費用」
4つ目:「特別工事費用」
それぞれ、どんなものなのかを理解しておくことで、業者の見積もり内容についてあなた自身の力で判断がしやすくなります。
このような知識がなければ、業者の言い値を受けるしかなくなってしまうので、あなた自身が納得いく業者を選べない可能性が高くなります。
作業費・人件費
作業費と人件費は最も変動しやすい価格もしれません。
というのも、設置したい防犯カメラの台数とその設置にかかる作業時間によって増えるからです。
人件費については作業をする人員一人につきおおよそ1万円ほどが相場です。
工事の内容が複雑になったり、防犯カメラの設置台数が多ければ、より多くの人員と時間を使うので人件費が高くなります。
逆に、比較的かんたんな設置工事で済む場合で、作業員が一人の場合は1万円~数万円で済む場合もあります。
人件費や作業費のみで、1万円~数十万円の幅で料金がかかりますが、逆に人件費と作業費が工事費用の内訳の中で変動する費用でもあるので、事前に覚えておくと良いでしょう。
防犯カメラの設置費用をできるだけ抑えたい場合は、どのように設置をすれば予算内で防犯カメラが設置できるのか、事前に相談できる業者を選ぶと良いです。
材料費
材料費とは、防犯カメラの設置に必要な資材などの費用です。
細かい部分でいけば、小さなネジや固定器具などの工具から、大きなところではLANケーブルや配管工事の道具まで、工事に費用な材料があります。
防犯カメラ本体の費用とは別に、それを設置するために必要な道具代が材料費として請求されます。
材料費も、依頼した工事内容によって、必要な道具がずいぶんと変わるため、厳密な計算は見積もりをしないとわからないことが多いです。
たとえば、LANケーブルなどをとっても、設置場所や環境によって必要な長さが変わります。
また、設置をする防犯カメラの機種によって必要な道具が違うという事情もあります。
見積もり時点で材料費が気になる場合は、業者に材料費の内訳を質問してみましょう。
そこで、丁寧に答えてくれる業者を選んだ方が、安心して依頼ができます。
出張費
出張費は業者によって、あるいは業者の拠点と設置するご自宅の距離によって変動します。
業者の拠点と設置するご自宅の距離が近い場合は、出張費がかからない場合もあります。
逆に、業者の拠点と防犯カメラを設置するご自宅の距離が離れているほど、出張費が高くなることが多いです。
あらかじめ計算をしておくとしたら、出張費は2万円前後で請求されると考えておけば範囲内になることが多いと思います。
ただし、業者の拠点から極端に離れたご自宅への設置を依頼する場合は、出張費がかさむことが多いので、その点も覚えておきましょう。
出張費を抑えたい場合は、ご自宅の地域に対応している業者の中から、ここまでに説明したような見積もり内容について丁寧に説明をしてくれる業者を選ぶと良いでしょう。
最近では、インターネットの検索のみでも、地域の電気工事業者を調べることができます。
特別工事費
特別工事費という費用が計上される可能性があることを覚えておきましょう。
特別工事費とは、危険を伴う作業や複雑な工事が必要な場合に請求される費用です。
たとえば、高所での作業が必要な場合が代表例です。
高所作業は、2名以上での作業が義務付けられているため、人件費も高くなりま す。
あるいは、壁を貫通させる工事など、特別な作業が必要な場合も特別工事費が請求されます。
このほか、電源を新設する場合なども通常の工事に比べて複雑な作業がある上、工数が多くなるため特別工事費や作業費が高くなることが多いです。
貫通工事の場合は一箇所あたり1万円前後の相場。
特別工事費が必要かどうかは現地調査をして見積もりをした時点でわかります。
まとめ
この記事では、防犯カメラをご自宅に設置する場合に、防犯カメラの本体の価格のほかに、設置工事のみでどれくらい費用がかかるのかを説明いたしました。
防犯カメラの設置工事の見積もり内容は、なかなか分からないので、細かく内訳を書きました。
「あれもこれも費用がかかる」という印象を持ったかもしれませんが、 結論から言えば、工事費用のみで1台あたり4万円~10万円が相場です。
比較的かんたんに取り付けられる工事内容で、設置台数も少ない場合は、何十万円もの費用はかかりません。
しかし、大切なことは防犯カメラを設置する目的です。
あなたの暮らしの安全と安心を守るのが防犯カメラを設置する目的だと思います。
あなたが防犯カメラを設置したい目的を理解して、予算の範囲内で、目的を果たせる正しい防犯カメラの設置をしてくれる業者に依頼をすることが大切です。
事前の見積もり内容に納得した上で、ご依頼するようにしましょう。
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