防犯カメラを取り付けたいけど、設置場所はどこにつけるのが良いのだろう?
こんな悩みはありませんか?
この記事では、そんな悩みを解決するべく、一戸建て住宅に防犯カメラを設置するときの設置場所についての考え方をご紹介したいと思います。
【一戸建て】防犯カメラを設置するのに適切な場所はどこ?
防犯カメラの設置場所のポイントとなるのは「防犯カメラをどの様に使いたいか?と言った目的」です。
防犯カメラを設置したい目的は人によって違います。
防犯目的で設置する人もいれば、空き巣やいたずらの被害からご自宅を守るために、「犯罪抑止」として防犯カメラを設置する人もいます。
他にも、外出中などでもペットや家族の留守を見守れるという目的もあります。
このように、防犯カメラは人によって設置する目的も違います。
自宅の中の見守りなら、置き型の防犯カメラなどを設置すればかんたんなのです。
ですが、屋外の防犯カメラとなると話が変わってくるでしょう。
ですので、まずは目的の方から明確にしましょう。
その上で、取り付ける場所ごとに、設置目的と効果の方から設置場所を考えていきます。
玄関・勝手口
防犯カメラを設置する際に、優先的に考えたい設置場所が、玄関や勝手口です。
玄関や勝手口は入り口なので、その出入り口の防犯対策が不十分だと不安です。
ですから、まずは玄関や勝手口は、防犯カメラの設置場所として考えたい場所になります。
「玄関や勝手口から堂々と入ってくる泥棒は少ないんじゃないの?」という意見もあるでしょう。
しかし、玄関や勝手口に防犯カメラを設置するメリットは、空き巣対策だけではありません。
たとえば、玄関で不当な行為をする営業マンとのトラブルになったら、解決のために映像があると良いと思いませんか?
このように玄関先ではさまざまなトラブルが考えられるため、防犯カメラを設置しておくメリットは大きいのです。
玄関先で、夜間に酔っ払いがドアを傷つけるかもしれないし、鍵に細工をする犯罪者がいるかもしれません。
玄関先で起こるトラブルは思いのほか多く想定できるので、防犯カメラがあると安心ですね。
駐車場・ベランダ
防犯カメラの設置場所として考えたいのが、駐車場とベランダや庭です。
特に、駐車場への、防犯カメラの設置はオススメです。
留守中のみならず、在宅中にも車に対する犯罪行為は行われる可能性が高い部分です。
夜間に傷つけられたり、タイヤの近くに釘を置かれたり、車ごと盗まれたりというケースもあります。
こうしたトラブルを未然に防ぐ、またはトラブルが起こってもすぐに解決できるように、防犯カメラの設置がおすすめです。
同様に、ベランダやお庭についても防犯カメラの設置をしておくと安心です。
先ほど「玄関から堂々と入ってくる泥棒はいないのでは?」という疑問について書 きましたが、玄関から入ってこない空き巣はどこからあなたのご自宅に侵入すると思いますか?
そう、庭やベランダからです。
ですので、庭やベランダにも防犯カメラがあると良いですね。
プライバシーの侵害に注意する
防犯カメラを設置するときには、プライバシーの侵害をしないように注意してください。
防犯カメラの設置場所や角度によっては、防犯目的と関係のない他者のプライバシーが映ってしまう可能性があるからです。
特に、近隣のご住居の様子が誤って映ってしまわないように注意してください。
防犯カメラは一戸建てなどの住宅のセキュリティ対策に役立つ強力なツールとして注目される一方で、このようなプライバシー侵害の問題点が懸念されています。
これに対して、各自治体から条例やガイドラインが発せられていることがあります。
ご自身の自治体の防犯カメラの設置に関するルールをまずはご確認ください。
自治体によって細かなルールが違う可能性があります。
普通に運用していれば、難しくないガイドラインや条例が多いですが、業者に防犯カメラの設置依頼をするときは、この点も相談した上で取り付け場所を決めましょう。
死角を増やさないように設置する
他者のプライバシーを侵害しないように設置することを前提に、より防犯対策を強化するためのポイントを考えましょう。
その最大のポイントは、死角を作らないことです。
死角とは、防犯カメラで映しきれていない場所のことです。
犯罪行為を繰り返すような人間から見れば、どこに死角があるかもある程度は、わかるようです。
ですので、玄関・勝手口・駐車場・庭・ベランダなど、ご自宅の防犯カメラの設置場所について死角を作らないように設置をして防犯効果を高めておきましょう。
業者に設置の依頼をするときは、死角を作らない角度なども相談して設置するようにしてください。
死角を作らないために必要な台数なども考慮しましょう。
撮影場所の明るさ等を考慮する
防犯カメラを設置しても、長その場所の明るさが変わることもあります。。
午前中であれば東から光が差してきますし、夕方には強烈な西陽が差すこともあります。
陽の光の影になって、かえって暗くなるという一戸建ての構造もあるでしょう。
さらに、天候の悪い日には普段よりも暗くなりますし、夜間はまさに真っ暗ですよね。
このように、同じ設置場所であっても撮影場所の明るさは常に変わります。
なので、防犯カメラを設置するときに、強い光が当たらない設置場所や角度になるように工夫をすることです。
強い光が当たってしまうと、映像がうまく撮影できません。
映像がうまく撮影できないと防犯カメラの意味がないので注意が必要です。
防犯カメラの性能も目的別に進化をしていますので、ご自宅の構造や光の当たり方、主に目的にしたい撮影時間などから、それに合った防犯カメラを選び設置することも大切です。
まとめ
この記事では、一戸建て住宅などに防犯カメラを設置するときの設置場所などのポイントを解説しました。
私たちの暮らしの安心と安全を守る防犯カメラは、個人でも購入しやすくなり、だいぶ身近な存在になりました。
防犯カメラと併せて「防犯カメラ作動中」というステッカーも使うとより防犯効果がアップすると考えられます。
ぜひ、正しいポイントに設置して、本来の目的をしっかり達成できるように、参考にしてくださいね。
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