電気自動車の充電料金っていくらかかるの?
そんな悩みを解決する情報をまとめていきます。
最近は、電気自動車(EV車)の普及により、電気自動車の充電に関する相談が増えてきました。
一般的には、充電スポットにいき充電します。
ですが、充電の手間から充電コンセントやスタンドを自宅に設置する家庭も増えてきています。
また、ガソリン車とは違うため、料金やコスト面が気になる人も多いです。
ここでは、充電スポットで充電する料金と自宅に充電設備を設置した場合の料金比較と共にメリット・デメリットなどもお伝えします。
電気自動車(EV)充電料金は?スタンドと自宅設置を比較
まずは、電気自動車(EV)を充電する方法を確認していきます。
充電の方法は主に2つです。
1.外出先で充電スタンドを使って充電する方法
ガソリンスタンドや高速道路のサービスエリア、コンビニの駐車場、ホテルやショッピングモールなどの公共の場所にEVの充電スタンドが設置されています。
そういった充電スポットに行き充電する方法が一般的です。
デメリットとしては、充電スポットに行かないと充電が出来ないことです。
ですので、出かけた先で常に充電スポットの位置の確認が必要になります。
また、充電している間の待ち時間が発生する点もデメリットです。
充電スポットが混雑すると、さらに時間がかかるかも知れません。
一度や二度ではなく、電気自動車を乗っている以上、ずっと気にする必要性があるので、大きなストレスに繋がる可能性があります。
2.自宅でEVの充電設備を用意して、充電する方法
自宅に充電コンセントやスタンドを設置して充電する方法もあります。
自宅に充電設備を設置すると、わざわざ充電スポットに行く必要や充電の待ち時間がなくなるメリットがあります。
他の人に気を使う必要もなく、帰宅した後に充電をしておけば、出かける時には、常にフル充電にすることができます。
ただし、充電機器の取り付け工事が必要なので、費用がかかる点がデメリットです。
電気自動車(EV)の平均的な充電料金は?
EVを外出先で充電した場合の平均的な料金を確認しましょう。
正確には、サービスによって異なりますが、一般的な目安として参考にしてください。
大まかなポイントとしては「普通充電」を利用するか?「急速充電」を利用するか?で大きく料金が違ってきます。
充電認証カードを使う方法
まず、外出先でEVの充電スタンドを使う方法は、2つあります。
その1つ目が、充電認証カードを利用する方法です。
充電認証カードは発行している会社ごとにサービス内容が違います。
あくまで目安ですが、入会金が1,500円ほどかかり、普通充電の月額費用は500円~2,500円くらいです。
急速充電の月額費用は、1,500円~5,000円の範囲が多いです。
充電認証カードを使わない場合
2つ目は、充電認証カードを使わない充電方法です。
この場合は30分の急速充電で300円~500円くらいが目安です。
普通充電ですと、1時間あたり70円~150円くらいです。
月間の走行距離によってどちらがお得か?は変わってきますが、頻繁に充電が必要になるのであれば、充電認証カードを用意した方がお得です。
自宅に設置した場合の料金は?
自宅にEVの充電コンセントを設置すれば、どのくらいのコストになるのでしょうか?
たとえば、年間の走行距離が5,000キロだとすると、外出先で充電スタンドを使って充電した場合は、年間で3万円~5万円ほどのコストがかかります。(充電カードの月額費用も合算)
一方で、自宅にEVの充電コンセントを設置した場合は、年間の走行距離を5,000キロだと、年間の電気代は1万円~2万円の範囲になります。
このばらつきは、電力会社との契約によっては、日中に充電するか夜間に充電するかで、自宅での充電料金も変わるためです。
ですから、基本的な考え方として、外出先での充電は、あくまで必要に応じて使うもので、ベースとなる充電は自宅で行う方が基本的には割安になるかと思います。
長距離の移動をするときには、外出先でも充電スタンドを使うと思います。
ですので、自宅で電気料金のプランを適切に見直して、充電をした方が明らかに料金を抑えられるのではないでしょうか?
充電する時間帯によって電気代が安くなるプランを検討するなど、この辺りも含めて対策してみましょう。
目安となる工事費用
ただし、自宅でEVの充電を行うには、充電コンセントを取り付ける工事が必要です。
工事の費用は、新築時に工事を行うか、後から追加で工事をするかによって大きく違います。
新築時に工事をする場合は、他の工事と一緒に行えるため2万円前後と比較的安めに行えます。
もし、新築時に一緒に工事ができるのであれば、一緒にやっておいた方がお得です。
一方で、後から充電コンセントの工事をする場合は、おおよそ10万円前後の料金になることが多いです。
ただし、工事をする場所の状況や、取り付けるコンセントのメーカーによって料金は変わります。
また、工事業者によっても工事費が変わってくるので正確にはお見積もりを依頼してください。
ちなみに、すぐにEVに乗らないとしても、配線工事だけやっておけば、通常の家電のコンセントとしても使えます。
うーん、よく分からない…。自分の家の場合はどうなのか?
など不明点がありましたらお気軽にLINEよりご相談下さい。
EV充電コンセントの費用
EV充電コンセントの製品価格ですが、これもモノによって違います。
お手頃なものから高価なものまで販売されていますが3,500円~25万円くらいの範囲で購入できます。
お手頃なタイプは、壁掛けタイプというもので、建物の壁に貼り付けるように設置するタイプです。
これは3,500円くらいから製品が販売されています。
ポールのようなものを立てて、そこからコンセントを出すスタンドタイプのモノがあります。
これは、外壁から車まで、距離がある場合に選びます。
スタンドタイプはだいたい3万円~10万円が相場です。
EVの充電に使うケーブルを収納できるタイプのモノもあり、このタイプのものだの20万円前後します。
ご自宅の状況と用途に応じて必要なタイプを検討しましょう。
この辺りも、アドバイスが可能ですので、商品購入において迷いがあれば、お気軽にご相談ください。
自宅で充電した際に必要な電気代
自宅で充電をした場合の電気代も気になる方が多いので説明します。
日中で充電をした場合にバッテリーをフル充電すると、おおよそ1,000円ほどの電気代がかかります。
年間5,000キロの走行距離なら、年間の電気代は15,000~2万円ほどです。
年間1万キロの走行距離なら、年間の電気代は3万円~5万円ほどです。
ただし、電気代の夜間割引きプランなどを利用すれば、電気代は少し安くなります。
もし夜間に充電した場合は、走行距離が5,000キロなら5,000円ほど、走行距離が1万キロなら1万円ほど、年間の電気代が安くなる計算です。
自宅でEVの充電をするときは、電力会社との契約の内容によって節約できる可能性が高いので、契約内容を見直すようにしてください。
電力会社によっては、EVの所有者向けにお得なプランを用意しているところもあります。
この場合は、検討余地は十分にあるかと思います。
※電気代の高騰により変動する可能性があります。あくまで目安として参考にしてください。
補助金の活用で費用は下げられる
時代とともに、EVを所有しやすいように、様々なサービスが用意されています。
EVの充電スタンドの数も昔よりはかなり増えてきました。
電力会社も、EV所有者のためのお得なプランを用意しているところもあり、EV所有者のために、様々なサービスが用意されていることを実感できます。
その中の1つに「補助金」があります。
こちらを活用すれば、EV購入や充電スタンドに関する費用を下げられます。
補助金は常に新しいものが出てくるので、EVの購入や充電コンセントの工事を検討している方は、補助金の最新情報を調べるようにしましょう。
代理店経由ではなく直接業者に頼む
他にも工事費用を下げるポイントとして、EVの充電コンセントの工事をどこに依頼するかによっても、料金が変わります。
たとえば、「直接業者にお願いする」か「代理店にお願いする」などです。
代理店に依頼すると、工事業者の間に仲介手数料が必要になるので、基本的には割高になる可能性が高いです。
ですから、代理店に申し込むよりも、直接業者にお願いをした方が安く済むことがあります。
充電コンセントの工事を決めたら、依頼先についても直接業者なのか?代理店なのか?は調べるようにしましょう。
もちろん、工事の評判なども調べながら、見積もりを出してもらう安心ですね。
EV充電コンセントの設置はアロー電工にお任せ
アロー電工もEV充電コンセントの設置工事を承っています。
当社は、代理店経由ではないため余分な中間マージンは必要ありません。
アロー電工では、見積もりから工事、アフターフォローまでを自社で行っています。
ですので、ディーラーなどに依頼されるよりも低価格になることが多いです。
戸建はもちろん、それ以外のケースでもご依頼が可能ですので、ご希望の方はLINEを友だち追加して、ご相談ください。
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