
引っ越しする際にエアコンはどうする?
エアコンは、引っ越しの時に「ん?」と迷うポイントの1つです。
引っ越しの際、家電製品の中でもエアコンは取り外しや取り付けの、いわゆる「移設工事」があるからです。
ここでは、そんな悩みや問題を解決していくので、参考にしてください。
エアコンの移設工事を行う方法
引っ越しの際のエアコンの考え方には、主に3つの方法があります。
2.引っ越し業者に移設してもらう
3.買い替える
上記の1と2が「移設工事」です。
事前に確認をしておきたいのは、新居のエアコンの設置場所です。
- 専用プラグは取り付け場所は十分か?
- 畳数などは合っているか?
これらが今使っているエアコンと適合しているかを確認しておきましょう。
エアコン移設工事の流れ
エアコンの移設工事の流れは大きく分けて2つです。
2.新居でエアコンを取り付ける
どちらも作業が複雑であり、素人が行うと思わぬ事故や故障の原因になります。
作業そのものは業者にお任せした方が良いでしょう。
引っ越しでエアコンも持っていくことを決めたら、まずやるべきなのは業者選びです。
先ほど挙げたように
- 引っ越し業者に依頼する
- 専門業者に依頼する
の2つの方法が考えられます。
業者選びと合わせて、新居の取り付け現場の状況も詳細に調べておきましょう。
・エアコンの取り付け用の穴は空いているか?
・畳数は今のエアコンと合っているか?
などを調べておかないと、新居での取り付けの際に困ることがあります。
エアコン取り外しのタイミング
業者を選んだら、引っ越しの作業の中でいつエアコンを取り外すのかがポイントです。
これは
- 引っ越し業者に依頼する場合
- 専門業者に依頼する場合
で分けて考えましょう。
引っ越し業者に依頼をする場合は、作業の流れも引っ越し業者が決めてくれます。
多くの場合、引っ越しの前日にエアコンを取り外すことが多いです。
専門業者の場合は、少し注意が必要です。
引っ越しの日にちや時間を専門業者にも伝えておきましょう。
そうでないと、引っ越し業者の作業とバッティングしてしまうからです。
どちらの場合も、真夏などでは前日に取り外されるのは困りますよね。
季節によっては、当日に取り外しの作業ができないか、相談をしてみましょう。
エアコン取り付けのタイミング
新居でエアコンを取り付けるタイミングも、どちらの業者に依頼するかで分けて考えます。
まずは、引っ越し業者に依頼した場合です。
こちらは引っ越し業者がエアコンも併せて流れを決めてくれます。
引っ越し当日または翌日にエアコンの取り付けをする場合が多いです。
しかし
・技術力が低い方が取り付けをする
などのデメリットもあります。
一方で専門業者は、引っ越し業者よりも値段は安く、技術力も高いですが、引っ越しの流れを把握している訳ではないので、引っ越しの作業とバッティングしないように日程調整の打ち合わせが必要です。
理想なのは、専門業者に引っ越しの当日、もしくは翌日に取り付けをしてもらうことです。
エアコン移設工事のポイント
エアコン移設工事のポイントをいくつかご紹介します。
・買い替えを検討する条件
・その他の注意点
これらを知った上でエアコンの引っ越しについても段取りを決めていきましょう。
引っ越し業者への依頼と専門業者への依頼では、メリットとデメリットが各々あります。
さらに、第3の選択肢である「買い替え」が推奨されるパターンもあります。
ここからの詳細を読んで、エアコンの引っ越しの方法を考えましょう。
専門業者に依頼する
まずは、
- 引っ越し業者に依頼する
- 専門業者に依頼する
のどちらが正解かということです。
結論としては、何を優先するかで意見が分かれます。
「とにかく面倒くさいのが嫌!」という場合は引っ越し業者への依頼がおすすめです。
料金の面では、専門業者の方が安いことが多いです。
また、安心面でも専門業者の方が推奨できます。
引っ越し業者に依頼をすると、万が一故障が起きた時の保証などが曖昧なことがあります。
技術的にも専門業者の方が優れている上、独自の保証を付けている業者もあります。
もし、専門業者に依頼する手間が気にならないのであれば、専門業者に依頼することをおすすめします。
買い替えの方が安上がりなケースもある
次のような条件に当てはまる場合は、移設よりも買い替えの方がおすすめです。
・新居の環境にエアコンが合っていない
・新居の畳数が合わない
この場合は移設よりも買い替えの方が、結果として安上がりな可能性もあります。
エアコンの寿命はだいたい10年くらいです。
古いエアコンを移設すると、今後すぐに故障してしまうリスクがあります。
また、新居の環境に現在のエアコンが合っていないと追加工事の費用が必要になります。
・配管やドレンホースの延長
・室外機の特殊な設置工事
・壁の穴あけ作業
などの追加費用が高額になることもあります。
また、畳数が合っていない場合は、余計な電力が必要となります。
このように、条件によっては買い替えの方が安上がりな場合があるのです。
遠方先に引っ越しの場合に同じ業者が使えない
専門業者に依頼する場合で、知っておきたいリスクがあります。
それは、県外などの遠方への引っ越しの場合です。
引っ越し業者であればサービスに当然ながら運搬も含まれています。
ですが、専門業者の場合は遠方への運搬は対応できません。
取り外しと取り付けで、違う業者に依頼する必要がある場合もあります。
この場合は、移設工事ではなく
- 取り外し工事
- 取り付け工事
を別々の業者に依頼することになります。
結果として割高になる可能性もあります。
遠方への引っ越しの場合で、料金を気にされるのなら各業者に見積もりを依頼しましょう。
何を優先するかで判断も変わると思いますが、スムーズに引っ越しをして新居での生活を楽しんでくださいね。
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