インターホンの増設ってできるの?
インターホン増設にかかるお金はどれくらい?
インターホンを増設すると、他の部屋でも訪問者が確認できるようになるなど、今よりも生活が便利になります。
しかし、インターホンの増設工事に失敗しないように注意が必要です。
そのためには、インターホン増設に関しては事前に知識を身につけておく必要があります。
この記事では、インターホン増設についての費用や工事についてお伝えします。
インターホンの増設にかかる工事費の一般相場
数あるインターホンの中でも、乾電池式のインターホンや、電源コード式のインターホン(コンセントを使うタイプ)であれば、業者に工事を依頼しなくても、自力で増設できる可能性が高いです。
この場合は、増設するインターホンの本体代のほかには特別な費用はかかりません。
一方で、壁の中から電源を取る電源直結式のインターホンは、電気工事士という資格がないと作業ができないため、業者に工事を依頼することが必須です。
この場合、本体代の他に工事の費用として、5,000円~4万円ほどの費用がかかります。
インターホン増設は可能?
インターホンの増設はできる場合とできない場合があります。
増設なんて、増やせば良いだけだと思うお客様が多いのですが、実はインターホンの増設は思いのほか難しい場合があるのです。
ですから、しっかりと調べておかないと、増設するインターホンを買ったのに、実際には増設できなかったというケースが度々あります。
インターホンの増設といっても
・親機を増設する場合
・スピーカーを増設する場合
と大きく分けて3つあります。
この記事では、それぞれの増設にどんなメリットがあるのかという点と、増設できないパターンについて説明をいたします。
まずは、目的に合わせて、何を増設すれば良いのかを検討してみてください。
子機の増設
まずはインターホンの子機を増設する場合について。
自宅の中でどこにいても訪問者の対応ができるようにしたい…、という場合は、インターホンの子機の増設がおすすめです。
ですから、インターホンがよく鳴るご家庭や、広いご自宅にお住まいの方はインターホンの子機の増設は適していると言えます。
特におすすめの機種は、ワイヤレスモニター子機です。
大体、約100mの範囲で通信ができるので、広めのご自宅でも問題ないでしょう。
中には、ポケットに収まるほどのサイズの子機もあるので、いつでも訪問者の対応ができます。
増設ができないパターンとしては、親機とメーカーや製品が異なる場合です。
こちらはメーカーのホームページなどでも確認ができることが多いので、増設できる機種なのかどうかは事前にチェックをしましょう。
また、二世帯住宅などで玄関を別々にする場合は、玄関子機の増設について検討しましょう。
親機の増設
次に親機の増設についてです。
先ほどの子機のように持ち運ぶわけではないけど、別の部屋でも訪問者の対応がしたい場合は、親機の増設を考えると良いでしょう。
すでにインターホンが設置してある部屋に、インターホンが鳴るたびに行くのが手間だと感じる場合は、親機の増設がおすすめです。
先ほど、子機についてもワイヤレスモニター子機をおすすめいたしましたが、親機もモニター付きが人気です。
モニターがついていれば、訪問者が誰なのかをドアを開ける前に確認ができるので、セキュリティ的にも良いですよね。
先ほどの子機と同様に、すでに設置されているインターホンとメーカーや製品が異なると増設できない場合があるので注意をしましょう。
また配線工事などを伴う場合で、賃貸物件にお住まいの方は、オーナーさんにインターホンの増設工事について事前に確認すると良いです。
スピーカーの増設
インターホンが鳴っていたことに気づかなかった経験はありませんか?
もし、そのような経験が多く、対応しそびれてしまうことにもどかしさを感じているのなら、スピーカーの増設をおすすめいたします。
先ほどまでに紹介した、親機や子機を増設するのではなく、スピーカーを増設することもできるのです。
スピーカーを増設すれば、今よりもインターホンの音が聞こえやすくなるので、インターホンが鳴っていることに気づかないケースが減るでしょう。
大切な訪問があったのに、インターホンの音に気付けなかったケースが度々あるのなら、スピーカーを増設することで解決できる可能性があります。
こちらも、すでに取り付けてあるインターホンと違うメーカーのものですと増設できない可能性があります。
また、そもそもスピーカーを増設できる機種なのかどうかについて、メーカーのホームページなどでも確認をしておきましょう。
増設できない機種もある?
ここまでにも少し解説したように、注意してほしいのは増設できない機種もあるという点です。
大きくは2つの点について注意をすると良いでしょう。
2つ目は、既設のインターホンと違うメーカーのインターホン
ですから、まずはメーカーのホームページなどで、既設のインターホンが増設可能な機種であるかどうかを確認しましょう。
その上で、増設ができるのであれば、同じメーカーの同じ製品シリーズのインターホンを増設するのがベストです。
あとは先述したように、自分で取り付けられない機種の場合は、増設の工事を電気工事業者に依頼をすれば増設ができます。
どうしても増設したい場合
もし、今すでに取り付けてあるインターホンが増設できないものであったとき、ご自宅のインターホンを増設することは無理なのでしょうか。
でも、インターホンの増設を検討しているということは、もっとインターホンを便利に使いたいと願っているはずですよね。
もし、既設のインターホンが増設できないものであっても、ご自宅のインターホンを増設する方法は残されています。
それは、既設のインターホンをそもそも取り替えてしまうことです。
もちろん、増設できる機種に取り替えるという意味です。
少し費用はかかりますが、既設のインターホンも含めて取り替えてしまえば、基本的にほとんどのパターンでインターホンの増設が可能だといえるでしょう。
増設可能なインターホンに交換
インターホンには寿命があり、10年~15年ほどと言われています。
このサイクルで取り替えが必要です。
インターホンの増設を検討する場合、すでにあるインターホンが増設に対応していない機種だとしても、そのインターホンごと替えてしまうのは決して悪い判断ではありません。
あるいは、今は増設を考えていない場合でも、今後の可能性を含めて、現在のインターホンの取り替えの時には、増設可能なインターホンにしておくのも良いかもしれません。
近年のインターホンは、高度な性能を搭載している機種もたくさんあるので、ご自身の目的に合わせて選んでください。
必要であれば配線工事も行う
インターホンの設置について考えるとき、2つの選択肢があります。
2つ目は、配線工事をしてインターホンを取り付けること
ワイヤレスタイプであれば、確かに配線工事が必要ないのですが、実は増設という点で大きな問題があります。
ほとんどのワイヤレスインターホンは、接続できる台数が、親機と子機の1セットだけに限られているため、ただ新設するだけなら良いのですが、増設していくための選択肢としては考えづらい部分があります。
ですから、増設を目的として、もともと取り付けてあったインターホンごと交換する場合となると、配線工事が必要な可能性が高いです。
この場合は、電気工事の専門業者に依頼をして取り付けてもらいましょう。
ご不明な点はご相談ください
ここまで、インターホンの増設工事について説明をしてきました。
そもそも増設できるのかどうか。どんな流れで増設工事を行うのか。自分の場合の詳細な工事費用はいくらか。
そのような疑問やご不安があればアロー電工へご相談ください。
当社は、長年の実績と圧倒的な顧客満足度に支えられ、お客様が持つご不明点に対して、丁寧なご案内をしております。
ご不明な点に対して丁寧にご案内させていただき、どのような増設工事が最適なのかお伝えいたします。
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