エアコンから水漏れしてる…
そんな症状に悩んでいませんか?
エアコンの水漏れがあるとすぐに故障なのか?と不安に思うかも知れません。
もちろん、そういう場合もありますが、多くのケースで自己解決できることがあります。
今回の記事では、エアコンから水漏れする際の原因と対処方法についてみていきます。
エアコンから水漏れすると故障なのか?
エアコンから水漏れすると故障の可能性がありますが、自分で対処できるケースも多いと言うのが結論です。
ですので、まずはエアコンのどこから水漏れしているか確認しましょう。
水漏れが起こっている箇所や症状によって原因と対処法が変わってきます。
ここから水漏れが起こる原因や解決方法についてみていくので、あなたの症状と照らし合わせて、対処してみて下さい。
エアコンから水漏れが起こる原因と解決方法
エアコンの水漏れが起こる原因としては
・エアコンの設定温度が低すぎる
・エアコンフィルターの汚れ
・ドレンホース内の空気圧
・エアコンやドレンホースの故障や破損
が考えられます。
ドレンホースからの排水不良
ドレンホースとは、室内機で発生した結露水を屋外に排出するためのホースのことですが、
- 室内機と壁の間から水漏れしている
- 室内機の吹出口から水漏れしている
これらの原因は、ほとんどドレンホースからの排水不良です。
ドレンホースの排水不良が起こる原因としては大きく2つあります。
- ドレンホース内部の詰まり
- ドレンホースの出口が塞がっている
ドレンホース内部にゴミや埃などが溜ると、排水不良が起こります。
この場合は、掃除機やドレンホース専用のポンプを使って内部の詰まりを取り除くことで解決できます。
ちなみに専用のポンプは、ネットで1,000円ほどで購入可能です。
ドレンホースの内部が綺麗でも、出口が塞がっている場合も排水不良となります。
・あるいは先端が曲がっていて、排水しづらい角度になっていませんか?
この辺りを確認しましょう。
エアコンの設定温度が低すぎる
室内機の吹出口から、水漏れというよりは水滴がポタポタ垂れている場合は、エアコンの設定温度が低すぎる可能性があります。
エアコンの設定温度が低すぎると、結露が発生し、発生した結露水が吹出口に付着し、そこから水滴が垂れてきます。
具体的には
- 吹出口から水滴が垂れてくる
- エアコンの送風に水が混じっている
などの症状が出ることが多いので、この症状の場合は、エアコンの設定温度が低すぎないか?確認してみてください。
そして、
- 設定温度を少し高くしてみる
- 風向きを「上向き」か「自動」にする
を試してみてください。
これで改善することがあります。
エアコンフィルターの汚れ
エアコンフィルターに埃が溜まっていたり汚れていると、水漏れの原因になります。
水漏れが起こったらフィルターを掃除してみましょう。
フィルターの掃除はかんたんです。
- フィルターを取り外す
- 表面から掃除機で埃を吸い取る
- 裏面からシャワーで洗い流す
エアコンフィルターの汚れは水漏れの他にも「エアコンが効きづらくなる」など悪影響があります。
普段からフィルターに気を付けておき、定期的に掃除しておきましょう。
ドレンホース内の空気圧
エアコンからポコポコと音がする場合は、空気圧の原因が考えられます。
これは建物内の気圧差が下がるため、ドレンホースから空気が逆流することで起こります。
例えば、日常生活の中では、家の窓を閉め切った状態で換気扇が回っている時などに、この現象が起こりやすいです。
一軒家よりも密閉感の強いマンションなどで特に起こりやすい現象ですね。
その時に、ドレンホース内の結露水を空気が押し上げるためにポコポコと音がなり、水漏れも伴うことがあります。
ただ、この対策はとても簡単です。
- まずは窓を開けて気圧差をなくす
- ドレンホースに対策をする
2については、ドレンホース用のエアーカットバルブという逆止弁を取り付けると解決できます。
インターネットでもすぐに買えて、10分ほどで取り付けできます。
費用も500円〜1,000円ほどなので、ポコポコ音がする場合は試してみてください。
エアコンやドレンホースの故障や破損
これまでにあげた対処法で、水漏れが直らない場合は、故障の可能性があります。
水漏れを伴う故障には
- エアコン本体の故障
- ドレンホースの破損
が考えられます。
エアコンやドレンホースの故障がある場合は、業者に修理の依頼しましょう。
場合によってはメーカー対応のケースやエアコンそのものの交換が必要な場合もあります。
どこから水漏れしているのかを確認する
エアコンの水漏れといっても、どこから水漏れしているかによって対策が違います。
大きくは
・室内機からポタポタ水滴が落ちる
・室外機から水漏れしている
です。
自分で対処する場合や修理の依頼をする場合でも、原因を特定するためには水漏れ箇所を把握する必要があります。
エアコンの水漏れの場合では、自己解決できることが多いので、ぜひ、この記事で紹介した対策をお試しくださいね。
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